2011年11月26日土曜日

Roland SH-1 の修理に挑戦・・・

今の天気は雪、気温 -2 度。

今月の頭、我が家に Roland SH-1 がやってきた。ヤフオクで入手したジャンク。初のアナログシンセがヤフオクのジャンクってのはちょっと寂しいけど、CVとGATEを出せる鍵盤が欲しかったので無理して落札してしまった。ジャンクなのでどんな状況かドキドキしながら電源を入れてみたところ「ビー」。なにもしていないのに音が鳴りっぱなしで止まらない。
そんなこんなで、無謀にも修理にチャレンジしている syncton です、こんばんは。


Roland SH-1 1VCOのシンプルなシンセです。見た目は非常にきれい。



修理と言っても素人がいきなり修理できるわけもなくインターネットで情報を収集していたらサービスマニュアルを発見。サービスマニュアルには回路図が載っているんですね。
しばし、眺めてみるが・・・???
鳴りっぱなしの音は左から6番目のB♭だ。他のキーを押すとそのキーの音が出るが離すとポルタメントを掛けていないのに緩やかに元のB♭に戻る。

音が鳴りっぱなしって事はキーの接触不良で押しっぱなしになってるのかも。
・・・でサービスマニュアルを参考に分解してみました。
中もきれいでサビとかもないし・・・
鍵盤部分を外したところ
鍵盤の裏側。キー毎に銅の板バネみたいなスイッチがいっぱい並んでいる
キーのスイッチ部分のアップ。この接点を全部きれいに磨きましたよ。
キーを押した時のスイッチの様子


スイッチをよく見ましたがCVやGATEでショートしているところは見あたらない。テスターでも確認してみたがどのキーもショートしてないようだ。しかし接点が汚れているのかキーを押すとGATEのスイッチ部分で3~5Ω程度の抵抗がある。通常は0Ωのはず。
また、各キーにはCV用に100Ωの抵抗が付いているがこのスイッチも接触不良があるようだ。
そこでCV/GATEのバーをティッシュをこよりのように細くしてバーを軽くこすってみたが、すぐボロボロになってうまくいかない。次は不織布のマスクを細く切って磨いてみた。これはうまくいったが細かい繊維が拭け落ちて(上の写真のゴミ)ホコリだらけになってしまった。結局、ホームセンターで買ってきた0.7mmのたこ糸(純綿水糸)が一番うまくいった。
一通り磨き終わったので試しにキーボードを接続して電源オン・・・「ビー」。
まぁ~そりゃそうだわな。なにもやってないんだから・・・

ってなわけで、次回につづく・・・

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