こんばんは、syncon です。
先日、mbed と LPCXpresso LPC1769 を購入しました。
USB HOST 機能を使って AKAI EWI-USB が接続できるか調べようと思っています。
・・・で、開発環境を作ろうと思って付属のドキュメントに従って作業を行おうとしたら公式のURLに繋がらない。
どうも2013/9に開発環境の新バージョンがリリースされたようです。
「NXP、LPCXpresso 6を発表 :: NXP Semiconductors」
また、これ↓によると、コード制限が256kまでなど色々制限が緩和されてるみたい。
「LPCマイコン情報:LPCXpresso-30ドルで始められる低価格 開発ツールプラットホーム, LPC-Link, LPC1769, LPC1347, LPC11U14, LPC1104, LPC1115, LPC11C24, LPC1227, LPC1768, LPC1343, LPC1114」
さっそく、NXPのユーザー登録を行い最新版(6.1.0)のIDEをインストールしてみました。
2013年10月31日木曜日
2013年10月17日木曜日
CooCox CoIDE で STM32 の開発環境を作ってみた(その2)
台風と初雪が同時にやってきたのは初めてだよ・・・う~寒い
こんばんは syncton です。
前回で printf() デバッグができるようになったので、今回は USART の割り込みを使って MIDI 入力する部分を作っていきます。
今後も STM32 を使う予定があるので調べた事をまとめておきます。
[2013.10.18 追記] クロックの設定漏れがあったので6.1に追記
前回作成したMIDIインターフェースは5Vで動作しているので、これらのピンが5V耐性かどうかも調べておきます。
「STM32F100RB Datasheet(Rev.7)」に載っています。
I/O level が FT(5 V tolerant)なのでOKですね。
GPIO のモードは「RM0041 Reference manual(Rev.4) P.107 Table 22. USARTs」によると、
入力は「Input floating」または「Input pull-up」が選択可能ですが、インターネット上のサンプルはほとんど「Input floating」を指定しているようです。
出力は「Alternate function push-pull」を指定します。
MIDI入力時の最大出力速度の設定は不要だと思うのですが、GPIO_InitTypeDef 構造体の GPIO_Speed に何らかの値をセットしないといけないのですが、調べても良くわかりませんでした。
そこで、ポート設定レジスタのリセット時の初期状態が0(ゼロ)なので、そうしてみました。
また、今回のサンプルではMIDI出力は使用しませんがピンの設定だけしておきます。
GPIO の最大出力速度は 2MHz、10MHz、50MHz から選べるのですが、STM32F100RB のクロックの最高速度は 24MHzなので、それより速い 50MHzは意味がないような気がします。
MIDIはそれほど高速ではないので、GPIOの最大出力速度は一番遅い 2MHz としてみました。
詳細は 「RM0041 Reference manual(Rev.4)」 の 「P.110 7.2.1 Port configuration register low」 および 「P.111 7.2.2 Port configuration register high」 参照
こんばんは syncton です。
前回で printf() デバッグができるようになったので、今回は USART の割り込みを使って MIDI 入力する部分を作っていきます。
今後も STM32 を使う予定があるので調べた事をまとめておきます。
[2013.10.18 追記] クロックの設定漏れがあったので6.1に追記
1.MIDIのハードウェア規格
- 転送方式:非同期方式シリアル転送
- 転送速度:31.25 kbit/s(±1%)
- データ長:8 bit
- パリティ:なし
- ストップビット:1 bit
- フロー制御:なし
JIS X6054-1:「電子楽器ディジタルインタフェース (MIDI) -第1部:総則」
P.2 ハードウェア より
2.USARTとGPIO
![]() |
[UM0919] STM32VL Discovery User Manual(Rev.2) P.8/24 Figure 6. STM32F100RBT6B block diagram より |
2.1.GPIOの設定
「UM0919 STM32VL Discovery User Manual P.17 Table.6 P3 pinout」 で USART3 で使用するポートとピンを調べる。今回は APB2 のポートBのピン10,11を使用。前回作成したMIDIインターフェースは5Vで動作しているので、これらのピンが5V耐性かどうかも調べておきます。
「STM32F100RB Datasheet(Rev.7)」に載っています。
I/O level が FT(5 V tolerant)なのでOKですね。
![]() |
「STM32F100RB Datasheet(Rev.7)」 P.24 「Table 4. Low & medium-density STM32F100xx pin definitions」 より |
GPIO のモードは「RM0041 Reference manual(Rev.4) P.107 Table 22. USARTs」によると、
入力は「Input floating」または「Input pull-up」が選択可能ですが、インターネット上のサンプルはほとんど「Input floating」を指定しているようです。
出力は「Alternate function push-pull」を指定します。
MIDI入力時の最大出力速度の設定は不要だと思うのですが、GPIO_InitTypeDef 構造体の GPIO_Speed に何らかの値をセットしないといけないのですが、調べても良くわかりませんでした。
そこで、ポート設定レジスタのリセット時の初期状態が0(ゼロ)なので、そうしてみました。
また、今回のサンプルではMIDI出力は使用しませんがピンの設定だけしておきます。
GPIO の最大出力速度は 2MHz、10MHz、50MHz から選べるのですが、STM32F100RB のクロックの最高速度は 24MHzなので、それより速い 50MHzは意味がないような気がします。
MIDIはそれほど高速ではないので、GPIOの最大出力速度は一番遅い 2MHz としてみました。
2013年10月13日日曜日
CooCox CoIDE で STM32 の開発環境を作ってみた(その1)
今の天気 晴れ、気温 20度
いや~寒くなってきたよ~!
油断してたら風邪をひいてしまった syncton です、こんばんは。
まだ、熱は出てないけど頭が痛い・・・
EWICONの製作では PSoC を使っているのですがソースレベル・デバッガーが無いので、だんだん辛くなってきました。
そこで、以前購入した STM32VL Discovery と STM32F4 Discovery でテストが出来ないか検討中です。
STM32では Eclipse + CodeSourcery + OpenOCD で開発/テスト環境を作る良さそうなので、チャレンジしてきましたが、とにかく手間が掛かって大変。手順をまとめるだけでも一苦労です。
・・・で、いくつかのIDEをためしてみたところ Free ARM Cortex MCU IDE(CoIDE) が結構良さそうです。
特徴は
いや~寒くなってきたよ~!
油断してたら風邪をひいてしまった syncton です、こんばんは。
まだ、熱は出てないけど頭が痛い・・・
EWICONの製作では PSoC を使っているのですがソースレベル・デバッガーが無いので、だんだん辛くなってきました。
そこで、以前購入した STM32VL Discovery と STM32F4 Discovery でテストが出来ないか検討中です。
STM32では Eclipse + CodeSourcery + OpenOCD で開発/テスト環境を作る良さそうなので、チャレンジしてきましたが、とにかく手間が掛かって大変。手順をまとめるだけでも一苦労です。
・・・で、いくつかのIDEをためしてみたところ Free ARM Cortex MCU IDE(CoIDE) が結構良さそうです。
特徴は
- フリー。使用制限なし。
- CMSISに対応
- 各種MCUに対応。MCUを選択するだけで必要なソース(CMSIS)を用意してくれる
- 使用するペリフェラルをリポジトリーから選択するだけで必要なソース(CMSIS)を用意してくれる
- STM32 の標準ドライバを利用しているのでUSBで接続するだけで簡単にデバッグが出来る
- IDEから公式コミュニティサイトへのアクセスが可能で、フリーのソースが簡単に入手できる
- IDEはEclipseがベースなので使い勝手は結構良い。リファクタリングやソースの整形などもできる
- Eclipse のプラグインには対応していない
- 日本語の情報が少ない
- バージョン管理(CVS/Subversion/Gitなど)の仕組みがない
2013年9月30日月曜日
お取り寄せ - 初歩のラジオ「ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド」
国会図書館の遠隔複写サービスを使用して初歩のラジオの記事 「ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド」を取り寄せてみたいと思います。
[2013/10/20 追記] 取り寄せ完了と【注意事項】ページ番号の訂正について
[2013.10.20 追記]
今日、お願いしていたコピーが全て届きました。
今回は 1977/5月号は国会図書館、それ以外は道立図書館にお願いしました。
[2013/10/20 追記] 取り寄せ完了と【注意事項】ページ番号の訂正について
- 初歩のラジオ 1977年1月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000401011-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その1) シンセサイザーのしくみ / 山下春生 / P.153~P.159 - 初歩のラジオ 1977年2月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000627959-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その2) VCOと波形整形基板の作り方 / 山下春生 / P.92~P.99 - 初歩のラジオ 1977年3月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000401010-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作、徹底ガイド(その3) VCOと波形整形回路 / 山下春生 / P.86~P.92 - 初歩のラジオ 1977年4月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000627958-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その4) シングル・ボイス/ディアル・ボイス・キーボード・ユニット / 山下春生 / P.145~P.148 - 初歩のラジオ 1977年5月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000216534-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その5) キーボードの製作/VCAの設計と製作 / 山下春生 / 216~223 - 初歩のラジオ 1977年6月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000384746-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その6) デュアル・エンベロープ・ジェネレーターの設計と製作 / 山下春生 / P.196~P.202 - 初歩のラジオ 1977年7月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000384745-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その7) デュアルVCFの設計と製作 / 山下春生 / P.138~P.146 - 初歩のラジオ 1977年8月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000119910-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その8) LFO-1,LFO-2,LFO-3,S.G.,Delayの設計と製作 / 山下春生 / P.210~P.216 - 初歩のラジオ 1977年9月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000216536-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その9) LFO,S.G.の組込みとN.G.の設計・製作 / 山下春生 / P.82~P.89 - 初歩のラジオ 1977年10月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000119914-00
シュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その10) S&H,R.M,MIXER,STD.OSCの設計と製作 / 山下春生 / P.154~P.160 - 初歩のラジオ 1977年11月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000436572-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その11) オーディオ・ミクサー,STD.OSC,S&H,EGの組込み / 山下春生 / P.98~P.103 - 初歩のラジオ 1977年12月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000627961-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その12) 電圧制御型フェーズ・シフターの設計と製作 / 山下春生 / P.121~P.127 - 初歩のラジオ 1978年1月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000384748-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その13) 4chパンポット付きオーディオ・ミクサーの設計と製作 / 山下春生 / P.144~P.149 - 初歩のラジオ 1978年2月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000436571-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド(その14) 外部入力アンプの製作とVCPS,MIXERの組込み / 山下春生 / P.115~P.120 - 初歩のラジオ 1978年3月号 - http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000401013-00
ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド 最終回 システム全体のまとめと基本パッチングの方法 / 山下春生 / P.131~P.136
国会図書館のサービスは初めて利用するので、このページのコピーを持って近所の図書館で手続きをしてみようと思います。
[2013.10.20 追記]
今日、お願いしていたコピーが全て届きました。
今回は 1977/5月号は国会図書館、それ以外は道立図書館にお願いしました。
2013年3月10日日曜日
Windows 7(64bit版) に OWON PDS5022S を接続する方法
今の天気 晴れ、気温 -6度
のんびりマイペースで EWICON 製作中の syncton です、こんにちは。
ひょんなことから、Windows7(x64)で オシロスコープ(OWON PDS5022S)が使えるようになりました。忘れないうちにメモっておきます。
今までは Windowns 7 にある「Windows XP モード」を立ち上げて PDS5022S の画面をキャプチャしていたんですが、「なんだかなぁ~・・・」と感じていました。
ところが、たまたま、ここの記事(OWON製オシロスコープPDS5022Sの活用や電子工作マスターへの歩み Libusb-win32のインストール)を読んでいて気が付きました。
このオシロでは libusb と言うオープンソースのドライバーを使っているんですね。
libusb は以前 STM32VL Discovery の開発環境を作っているときに一度使用したことがあります。どうやら Linux , Mac や Windows などに対応した汎用USBドライバのようです。
・・・で、試しに最新版のドライバーをインストールしてみたところ、すんなり動いてしまいました。
のんびりマイペースで EWICON 製作中の syncton です、こんにちは。
ひょんなことから、Windows7(x64)で オシロスコープ(OWON PDS5022S)が使えるようになりました。忘れないうちにメモっておきます。
今までは Windowns 7 にある「Windows XP モード」を立ち上げて PDS5022S の画面をキャプチャしていたんですが、「なんだかなぁ~・・・」と感じていました。
ところが、たまたま、ここの記事(OWON製オシロスコープPDS5022Sの活用や電子工作マスターへの歩み Libusb-win32のインストール)を読んでいて気が付きました。
このオシロでは libusb と言うオープンソースのドライバーを使っているんですね。
libusb は以前 STM32VL Discovery の開発環境を作っているときに一度使用したことがあります。どうやら Linux , Mac や Windows などに対応した汎用USBドライバのようです。
・・・で、試しに最新版のドライバーをインストールしてみたところ、すんなり動いてしまいました。
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