こんばんは、syncton です。
現在使用しているMIDIインターフェースは YAMAHA UW500 とノートパソコン用に購入した EDIROL UM2-EX と Roland SuperMPU64。SuperMPU64 は Windows 7 未サポートなので実質使えない状況。結局、据置きタイプで複数ポートをサポートした機材はない。
Windows 7 対応の多チャンネルMIDIインターフェースが欲しいところなんですが、現在入手出来そうなのは MOTU の製品(MIDI Express XTとか)くらいかな。でもちょっと高いんだよね。
じゃ~、MIDIパッチベイでもあればもうすこしMIDIの取り回しが楽になるかも・・・
そこでマイコンを使ったプログラマブルなMIDIパッチベイの自作ができないかと調べていた。とりあえず 8IN-8OUT くらいの物を考えていまして部品をインターネットで調べたところ、MIDI端子と19インチ(1U)フロントパネルだけでも¥2,500~¥3,000くらいか。
・・・で、某オークションを眺めていたら有りましたよ YAMAHA MIDI Junction Controller(MJC8) のジャンク。
出品者の説明を読むと「動作しません!!!」と赤字ではっきり書いてあります。
ラッキー!これならクールな加工済ケース(MIDI端子付き)を格安で入手出来るかも・・・
そして入札してみたところ、なんと数百円でゲットできました!
取扱説明書をダウンロードして調べてみると1988年ころの製品みたいです。
先日、商品が届きまして外見をチェック。かなり綺麗です。
思ってたよりずっと綺麗 |
手前が MIDI IN x8 奥が MIDI Thru x8 こりゃ~理想的なケース |
そうだ、先に名前を付けておこう!
「SWAS/MMP88 MIDI Message Processor」・・・ってか
「動作しません!!!」って事ですが、とりあえず電源を投入してみるかな。
おっ!液晶は生きてるのか・・・ |
あ! 断続的に演奏できてる!。ポート1のMIDI INの接触が悪いだけなのか?
他のポートでテストすると順調に動いてます。
フロントパネルのボタンも液晶もバックライトも問題なし。
パッチ切替えもメモリーの変更もできた!
では、分解して接触不良の箇所を確認してみます。
あ~!ポート1のMIDI端子グラグラしてる |
写真ではよく見えませんが赤丸部分が問題の箇所 |
これなら直せそうなので全てのポートにハンダを追加し付け直しました。
せっかくなので記念撮影・・・
うひゃ~、基板がデカい! |
お~! 究極の 8bit CPU 6809 がこんなとこに・・・ |
64kのEP-ROMと2kのSRAM |
MIDI IN 部分 |
MIDI Thru 部分 |
ちゃっかり、システムに組込まれてしまいましたとさ・・・ パッチメモリーは50も有るので困る事はない。 下にあるのはHARD-OFFで手に入れたFM音源のYAMAHA TG77。 |
MIDI Thru を自由に設定できるのでキーボードで複数の音源を同時に演奏したり、個々に切替えたり、音色エディタで操作する時にMIDI IN、MIDI OUTを相互接続したりするのもパッチ切替えで済むので、もう物理的にMIDIの結線換えをする必要がなくなったよ。
・・・と言う事で
「SWAS/MMP88 MIDI Message Processor」の製作はまた別の機会にという事で・・・
では・・・
すでにご存知であればすみませんが、SuperMPU64(UM-4)は
返信削除UM-2用のwindows7(64bit)用ドライバで使用できます。
ただしUM-2として認識させることになるので2IN/2OUTに限定されますが、
使えないよりはましだと思います。
あくまで64bit環境の体験談で、32bit環境は不明なので恐縮ですがご了承ください。
それでは失礼致します。
さっそく、チャレンジしてみたところ上手くいきました。
削除多少、試行錯誤しましたが2ポートで動いています。
嬉しかったのと、忘れないためにブログに手順をまとめました。
コメント、有り難うございました。