2014年10月4日土曜日

Windows 8.1(64bit版) に OWON PDS5022S を接続する方法

今の天気 雨、気温 12度。

のんびりマイペースな syncton です、こんにちは。

先月、PCが壊れてしまいました。マザーボードがイカれたみたいです。
そんな訳で、新しいPCを購入しました。予算がなかったのでHPの激安PC(4万円)にメモリーを増設しました。ちなみに、CPUは AMD A-Series APU : A10-6700 です。
・・・で、Windows 8.1です。今までとはちょっと使い勝手が異なり、なれるまで大変です。

さて、そこでオシロスコープ「OWON PDS5022S」用のソフト「OWON Oscilloscope Software 2.0.8.24」を導入し無事画面のコピーも撮れるようになりましたので、忘れないようメモしておきます。

こんな感じ・・・

今日現在(2014/10/04)、「OWON PDS5022S」用のソフトはWindows 8(32bit/64bit)はサポートしているようですが、Windows 8.1(64bit)はサポートしていないのでしょうか?
通常通りインストールしてもドライバーが正しくインストールされず使用できませんでした。


この記事ではメーカー・サポート対象外?のOSにメーカーの想定した導入方法と異なる手順でドライバーをインストールしています。この為、パソコンや測定機器に重大なトラブルを引き起こす可能性があります。また、ドライバの競合により他のUSB機器が使用できなくなったり、手順を間違えるとPCが起動できなくなる可能性もあります。
以上のリスクを認識した上、インストールは自己責任で行ってください。
トラブル等が発生した場合はすべて自分で対処してください。

またまた、例によって↑こういう事でお願い致します。

■導入手順の概要

  1. OWON Oscilloscope 2.0.8.24 をダウンロード
  2. 通常通りインストール
  3. USBケーブを接続し電源オン。すると自動的にドライバーがインストールされる。
  4. 起動確認(Oscilloscope ソフトを起動)。画面右下に「automatically check USB:」の文字が赤で表示された場合は、5の作業を実施。緑色で表示された場合は正常に接続されているので、5の作業は不要です。
  5. デバイスマネージャを管理者権限で起動し手動でドライバーをインストール。
  6. 動作確認
「復元ポイントの作成」を行ってから以降の作業を実施してください。
なお、以下の手順は AMD の CPU で作成したものですが、Intel の CPU もで同じ手順で大丈夫だと思います。

■導入手順の詳細

では、以下に詳細を示します。

1.ダウンロード


公式サイトからオシロスコープのソフトウェアをダウンロードします。
「Lilliput (OWON)」
今回はこれをダウンロード(OWON_Oscilloscope_2.0.8.24_Setup.rar)し解凍する。
PC software for DSO
14-05-15 12:06:39
version no. - 2.0.8.24
applied to OWON SDS / SDS-E / MSO / HDS / HDS-N / PDS Series DSO

2.インストール


・まだ、USBケーブルは接続しない。

OWON_Oscilloscope_2.0.8.24_Setup.exe を管理者権限で実行。
インストールは通常通り行います。


インストール先は変更しなくてもOK。
注意事項:インストール先のフォルダー名をメモしておいてください。後でフォルダー名を入力する場面があります。




起動確認は後で行います。

3.USBケーブル接続&電源投入


USBケーブルを接続し、電源を入れます。
するとドライバーが自動的にインストールされます。


以降、USBケーブルと電源はそのままの状態で作業を続けます。

4.起動確認


・USBケーブルが接続され、電源が投入されていることを確認。
・Oscilloscope ソフトを起動。


・画面右下の文字の色が・・・
  • 緑の場合:ドライバーは正しくインストールされているので、以下の手順は不要。そのまま使用できます。
  • 赤の場合:ドライバーのインストールに失敗しています。以下の手順でドライバーをインストールします。

5.ドライバーのインストール


・USBケーブルが接続され、電源が投入されていることを確認。
・Oscilloscope ソフトを終了する。
・デバイス・マネージャを管理者権限で起動する。

Oscilloscope を右クリックし
「ドラーバーソフトウェアの更新...」を選択

「コンピューターを参照して~」を選択。

先ほどメモしておいた、
インストール・フォルダー下にある
USBDRV_win8 フォルダーを指定し「次へ」。
「(インストールフォルダー)\USBDRV_win8」

「”xxxx”からのソフトウェアを常に信頼する(A)」のチェックを外す。


これでドライバーの導入が完了です。

6.動作確認


6-1.ドライバーの確認


・USBケーブルが接続され、電源が投入されていることを確認。
・libusb-win32 devices の項目に usb device があることを確認する。


usb device を右クリックしプロパティを表示。
・デジタル署名が「福建利利普光电科技有限公司」であることを確認する。

6-2.アプリケーションの確認


・USBケーブルが接続され、電源が投入されていることを確認。
・Oscilloscope ソフトを起動。

右下の文字が緑色であればOK
「Get Data」ボタンを押しキャプチャを開始する。


このように画面が取得できればOK。
なお、この形式でキャプチャしたい場合は、事前にオシロスコープ側の設定で[Display]-[Carry]で[Bitmap]にしておくこと。

[Carry]を[Bitmap]にする。
これが[Vectors]になっていると、この形式でキャプチャできないよ。
[Vectors]の場合はアプリに取り込んで分析ができるよ。

では・・・

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