2014年10月8日水曜日

EWICONの作成・・・その3

久しぶりのシンセネタです。ちょっとデジタルよりですが・・・

EWICONの製作はとてもゆっくり進んでいます。
一昨年から作り始めたEWICONですが、いろいろ変更したので、ぼちぼち記事をアップしていきます。

  1. レイテンシーの改善
  2. ピッチベンド用LPFをPSoC内蔵LPFに変更
  3. MIDI入出力基盤の製作(実験用)
  4. VCA基板製作(実験用)
  5. MIDIパーサーのバグフィックス(Running Status)とSysExの受信サポート
  6. ブレス感度の調整(アナログ:リニア)
  7. Modulation実装の仕様確定
  8. ピン不足対応(I2C LCDへの変更)
  9. CPU利用率をポートから観察できるようにする

今回の記事では、1と2をまとめました。
やっぱ途中経過も記事にしておかないと、やってる本人が何をやっているのか分からなくなるね・・・

とりあえず、今のところ回路図はこんな感じになっています。まだテスト中なのでどんどん変更が入っていますが・・・
プリント基板制作上の都合もありまして、基板を分けることにしました。
今のところ4分割(アナログ部、デジタル部、電源部、MIDI-IO部)になってます。

全体を把握できるようブロック図も作ってみた

2014年10月5日日曜日

Windows 8.1(64bit) に YAMAHA UW500,Roland SuperMPU64 などをインストール

今の天気 雨、気温 7度。
なんか寒くなってきたなぁ~、synctonです、こんばんは。

サウンド関連を中心にその他もろもろのインストールと環境整備メモ・・・
OSのアップデートの度に似たような事を調べないといけないので、ここにメモっておく事にしたよ。

そういえば、新しいPCにはPCIインターフェースがないので、以前使用していたM-Audioのオーディオインターフェース(Delta Audiophile 2496)が使えない。
むぅ~ASIO環境をどうにかしないとなぁ~

取り敢えず今日は・・・
  1. Roland UM-2EX(MIDIインターフェース)
  2. Roland SuperMPU64(MIDIインターフェース)
  3. YAMAHA UW500(オーディオ/MIDIインターフェース)
  4. Komplete : Reaktor 5
  5. ホームページビルダー11
  6. VMware Player(Version:6.0.3 build-1895310)
  7. Visual SVN Server 3.0.0 導入
  8. ウィンドウ枠の幅を細くする
  9. Delphi 2009 Professional
・・・ここまで、まとめたよ。

2014年10月4日土曜日

Windows 8.1(64bit版) に Cubase Essential 4 を導入

PCの環境が Windows 8.1 になり、色々なソフトを導入中の syncton です、こんにちは。

今回は Cubase Essential 4 導入 です。
結構古いソフトなので当然メーカーの動作保証はありません。
今後、しばらくは Cubase をバージョンアップする予定はないので、どうにかして動くようにしたいのです。


この記事ではメーカー・サポート対象外のOSに、メーカーの想定していない導入方法でソフトウェアをインストールしています。この為、パソコンに重大なトラブルを引き起こす可能性があります。また、なんらかの原因でPCが起動できなくなる可能性もあります。
以上のリスクを認識した上、インストールは自己責任で行ってください。
トラブル等が発生した場合はすべて自分で対処してください。

ちなみに、インストールCD-ROMからインストーラーを起動しても無反応で終了してしまいます。色々試行錯誤しましたが、通常のインストーラーは起動できませんでした。

■導入手順の概要

  1. eLicenser Control Center のダウンロード
  2. eLicenser Control Center のインストール
  3. eLicenser Control Center の動作確認
  4. 「Cubase Essential 4 for Windows」 のインストール
  5. 「Cubase Essential 4.5.2 アップデート」のダウンロード
  6. 管理者でログイン
  7. 「Cubase Essential 4.5.2 アップデート」のインストール
  8. 管理者で動作確認
  9. プログラムのショートカットを作成する。
  10. 一般ユーザーで動作確認
このインストーラーは管理者環境にしかプログラムメニューを登録しません。
Cubase を一般ユーザーで使用したい場合は手作業でショートカットを作成する必要がありますので、インストール先のフォルダー名をメモしておいてください。

Windows 8.1(64bit版) に OWON PDS5022S を接続する方法

今の天気 雨、気温 12度。

のんびりマイペースな syncton です、こんにちは。

先月、PCが壊れてしまいました。マザーボードがイカれたみたいです。
そんな訳で、新しいPCを購入しました。予算がなかったのでHPの激安PC(4万円)にメモリーを増設しました。ちなみに、CPUは AMD A-Series APU : A10-6700 です。
・・・で、Windows 8.1です。今までとはちょっと使い勝手が異なり、なれるまで大変です。

さて、そこでオシロスコープ「OWON PDS5022S」用のソフト「OWON Oscilloscope Software 2.0.8.24」を導入し無事画面のコピーも撮れるようになりましたので、忘れないようメモしておきます。

こんな感じ・・・

今日現在(2014/10/04)、「OWON PDS5022S」用のソフトはWindows 8(32bit/64bit)はサポートしているようですが、Windows 8.1(64bit)はサポートしていないのでしょうか?
通常通りインストールしてもドライバーが正しくインストールされず使用できませんでした。


この記事ではメーカー・サポート対象外?のOSにメーカーの想定した導入方法と異なる手順でドライバーをインストールしています。この為、パソコンや測定機器に重大なトラブルを引き起こす可能性があります。また、ドライバの競合により他のUSB機器が使用できなくなったり、手順を間違えるとPCが起動できなくなる可能性もあります。
以上のリスクを認識した上、インストールは自己責任で行ってください。
トラブル等が発生した場合はすべて自分で対処してください。

またまた、例によって↑こういう事でお願い致します。

2014年1月11日土曜日

記事一覧ページが不正なサイトと判定されていた件について

本サイトでは記事一覧を表示するために外部のスクリプトを直接参照し使用していました。
このスクリプトの公開元であるのサイト「www.abu-farhan.com」が、Googleからマルウェア判定を受けたようです。
これによりこのサイトにある記事一覧のページもマルウェア判定を受けてしまいました。

使用していたスクリプトは「www.abu-farhan.com」にあった「blogtoc-min.js」と言うものです。
異変に気が付いたのは 2014/1/7 で記事一覧が表示されずGoogleの警告が表示されました。
これに伴い、上記スクリプトを使用していた記事一覧のページを全て削除しました。
大変、ご迷惑をおかけしました。

覚え書きとして、Googleからマルウェア判定を受けた時の対処についてまとめておきます。
この手順はGoogleのブログ(Blogger)についてのものです。

1.状況確認

マルウェア判定を受けた場合、以下のようなメッセージが表示されます。
今回は以下のようなメッセージがブラウザーに表示されました。
警告: 不正なソフトウェアを事前に検出しました。
Google Chrome が syncton.blogspot.jp のこのページへのアクセスをブロックしました。
不正なソフトウェアの配信元として知られる abu-farhan.com のコンテンツがこのウェブページに挿入されています。このページにアクセスすると、お使いのパソコンが不正なソフトウェアに感染する恐れがあります。
不正なソフトウェアとは、なりすまし犯罪、金銭的な損失、ファイルの完全削除といった問題を起こす悪意のあるソフトウェアのことです。

2.調査

今回は外部スクリプトを使用していることがわかっていましたので、判明した配信元についてGoogleで検索。
結果、多くのユーザーが既にこの問題に遭遇していることがわかったので、これらのサイトの情報を参考に対応方法を検討。

2013年10月31日木曜日

LPCXpresso の開発環境を作る

こんばんは、syncon です。
先日、mbed と LPCXpresso LPC1769 を購入しました。
USB HOST 機能を使って AKAI EWI-USB が接続できるか調べようと思っています。

・・・で、開発環境を作ろうと思って付属のドキュメントに従って作業を行おうとしたら公式のURLに繋がらない。
どうも2013/9に開発環境の新バージョンがリリースされたようです。
NXP、LPCXpresso 6を発表 :: NXP Semiconductors

また、これ↓によると、コード制限が256kまでなど色々制限が緩和されてるみたい。
LPCマイコン情報:LPCXpresso-30ドルで始められる低価格 開発ツールプラットホーム, LPC-Link, LPC1769, LPC1347, LPC11U14, LPC1104, LPC1115, LPC11C24, LPC1227, LPC1768, LPC1343, LPC1114

さっそく、NXPのユーザー登録を行い最新版(6.1.0)のIDEをインストールしてみました。

2013年10月17日木曜日

CooCox CoIDE で STM32 の開発環境を作ってみた(その2)

台風と初雪が同時にやってきたのは初めてだよ・・・う~寒い
こんばんは syncton です。

前回で printf() デバッグができるようになったので、今回は USART の割り込みを使って MIDI 入力する部分を作っていきます。
今後も STM32 を使う予定があるので調べた事をまとめておきます。

[2013.10.18 追記] クロックの設定漏れがあったので6.1に追記


1.MIDIのハードウェア規格


  • 転送方式:非同期方式シリアル転送
  • 転送速度:31.25 kbit/s(±1%)
  • データ長:8 bit
  • パリティ:なし
  • ストップビット:1 bit
  • フロー制御:なし
JIS X6054-1:「電子楽器ディジタルインタフェース (MIDI) -第1部:総則
P.2 ハードウェア より

2.USARTとGPIO

[UM0919] STM32VL Discovery User Manual(Rev.2) P.8/24
Figure 6. STM32F100RBT6B block diagram より

2.1.GPIOの設定

「UM0919 STM32VL Discovery User Manual P.17 Table.6 P3 pinout」 で USART3 で使用するポートとピンを調べる。今回は APB2 のポートBのピン10,11を使用。
前回作成したMIDIインターフェースは5Vで動作しているので、これらのピンが5V耐性かどうかも調べておきます。
「STM32F100RB Datasheet(Rev.7)」に載っています。
I/O level が FT(5 V tolerant)なのでOKですね。
「STM32F100RB Datasheet(Rev.7)」 P.24
「Table 4. Low & medium-density STM32F100xx pin definitions」 より

GPIO のモードは「RM0041 Reference manual(Rev.4) P.107 Table 22. USARTs」によると、
入力は「Input floating」または「Input pull-up」が選択可能ですが、インターネット上のサンプルはほとんど「Input floating」を指定しているようです。
出力は「Alternate function push-pull」を指定します。

MIDI入力時の最大出力速度の設定は不要だと思うのですが、GPIO_InitTypeDef 構造体の GPIO_Speed に何らかの値をセットしないといけないのですが、調べても良くわかりませんでした。
そこで、ポート設定レジスタのリセット時の初期状態が0(ゼロ)なので、そうしてみました。

また、今回のサンプルではMIDI出力は使用しませんがピンの設定だけしておきます。
GPIO の最大出力速度は 2MHz、10MHz、50MHz から選べるのですが、STM32F100RB のクロックの最高速度は 24MHzなので、それより速い 50MHzは意味がないような気がします。
MIDIはそれほど高速ではないので、GPIOの最大出力速度は一番遅い 2MHz としてみました。

詳細は 「RM0041 Reference manual(Rev.4)」 の 「P.110 7.2.1 Port configuration register low」 および 「P.111 7.2.2 Port configuration register high」 参照